みんなで愉しめフルート祭! 2018年2月10日

FLUTE DAY 2018

日本フルート普及推進協議会が、2月10日を「フルートの日」と制定。それを記念したイベントを神奈川県横浜市のテアトルフォンテで開催した。当日の模様をレポートする。

FLUTE DAY 2018

第1部「体験して楽しむ♪フィオーレと楽しもう!」

第1部「体験して楽しむ♪フィオーレと楽しもう!」では、阿部麻耶、石井美由紀、東貴美子、横山聡子各氏によるフルートアンサンブル フィオーレのステージから開始。カルテットでの『星に願いを』から始まり、それぞれのソロで『You Raise Me Up』などを演奏した後、名曲『サウンド・オブ・ミュージック』で締めくくる。

フルートの日
第3部のフィオーレのアンサンブル

その後、ステージ前に並べられたフルートを吹く体験会がスタート。参加者、来場者がフルートを体験できるコーナーは、ステージ裏にある控室でも行なわれ、こちらに用意されたのは国内の代表的メーカーの総銀製フルートだ。メーカーによる音色の違いを実際に吹いて体験できると、イベント中はずっとたくさんの人で溢れていた。

控室で行なわれていたもう一つのイベントが、ワンポイント無料レッスンだ。このレッスンは、横浜市でフルート教室を主宰している千々和典子先生平下美香先生が指導。一人20分という短い時間だったが、初めてレッスンを受ける中学生からシニアまで適切なアドバイスを受けてフルートの楽しさがさらに増したように感じた。

ホワイエでは「フルート何でもコーナー」とフルートの雑誌、曲集の即売会も。何でもコーナーでは、メーカーの技術者に楽器のことを相談する人、また当日申し込みをした方へのワンポイントレッスン飯島文子先生の指導のもと行なわれた。

 

フルートの日
 

第2部「アンサンブルカーニバル」

メインステージではアマチュア愛好家団体による「アンサンブルカーニバル」。シャイニングフルートアンサンブル、Quartetto Ruffian、ファンタジーフルート、SHONAN JOYFUL、フルートアンサンブル・ドルチェ、フルートアンサンブル・メランジェとカルテットから大編成による様々なアンサンブル団体が日頃の練習の成果を披露した。

第3部「フィオーレ名曲フルートコンサート」

続いて第3部は「フィオーレ名曲フルートコンサート」。デュオとカルテットで『美しき青きドナウ』『四季の詩情』など9曲を歌い上げる。

そして、来場者も参加できる「全員合奏&大抽選会」。飯島和久先生の指揮のもと『ミッキーマウスマーチ』をまず演奏した。ステージいっぱいに広がった参加者たちは、大合奏の楽しさを実感した様子。曲の合間には、CD付雑誌やフルートバッグ、練習に役立つ録音機器、高級木製譜面台など合計10名に当たる抽選会が行なわれ、盛り上がりを見せた。

最後に『サウンド・オブ・ミュージック』を全員で大合奏して、フルート三昧の一日は終了。参加者、来場者だけでなく、主宰したJFPAのスタッフもフルートの楽しさを改めて実感した一日となった。

 

フルートの日

左:全員合奏指揮の飯島和久先生、右:司会の関井うらら氏

 

 



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