Practice of CLARI.net 〜個人練習について教えてください!

みんなの練習法 大公開!

[この記事の目次]
1│About You

Practice of CLARI.net

週に何時間くらい個人練習をしますか?

最多は1時間〜3時間で、全体のほぼ1/3を占めた。時間が延びるにつれて徐々に割合が減っていくほか、1時間未満が19%と全体で3番目に高かった。やはり時間の捻出は難しく、よしんば時間があっても今度は場所を確保しなければならない……となると、なかなか思うようにはいかないのだろうか。

ちなみに、アンケートの回答では練習場所や時間をどのように確保しているかを詳細に教えてくださった方もいた。
詳細はThe Life with CLARI.netにゆずるので、ぜひそちらで確認していただきたい。編集部も目からうろこな回答が盛りだくさんの、見どころが多い結果になっている。

基礎練習ではどんなことをしていますか?(複数回答)

9割以上の方がスケールを行なっているという結果に。ロングトーンについても73%と高い水準を誇り、この2つを主軸に基礎練習を行なっている方が多いのだろうと予想される。
スケールもロングトーンも、豊かな響きを作るためには欠かせない練習だ。
また、クラリネットでは必ず習得したいタンギングについては46%と半数に満たないほどの結果に。
苦手なテクニックほど練習しないといけないのは分かっている……けど、どうしても腰が重くなる。そのお気持ち、分かります。

学生時代、または今でも活用している教則本&エチュードはなんですか?

圧倒的なシェアを誇るローズとアイヒラーのスケールブック、次いで多く使われているのはクローゼとランスロ。そのほかにも多くの名前があがっていたが、これら4つの教則本・エチュードが定番であると言って差し支えないだろう。
また、吹奏楽のためのバンドトレーニング・ブックをあげていただいた方が何名かいたのも印象的であった。その中では「3Dバンドブック」が人気であり、それに「JBC バンドスタディ」「TIPPS」が続いた。

さて、次項では実際に挙げられた教則とエチュードをご紹介しよう。
定番どころはもちろん、その難易度が故になかなかお目にかかれない教則本も挙げられていた。きっと、あなたが教則本を選ぶ際の一助になることであろう。

次のページ: 教則本&エチュード
<前へ      1   |   2   |   3      次へ>      

クラリネット ブランド