Flute Celebration 2025 with Gary Schocker
国内外で活躍しているフルーティスト 上野星矢さんが主宰している“フルートセレブレーション”。毎年多くのプロ・アマチュアのフルート奏者が参加するフルートの一大イベントとして、注目されている。
上野氏は自身のソリストとしての演奏活動のほか、このフルートセレブレーション、フルートキャンプなど、フルートの普及啓蒙に尽力している。
今夏のセレブレーションは、フルーティスト、作曲家、教育者として活躍しているゲイリー・ショッカーをメインゲストに迎えて開催される。ショッカー氏がセレブレーションのために作曲した新曲やフルートオーケストラの作品の数々が演奏される予定だ。
老若男女だれでもがショッカー氏や上野氏とステージを共にできる機会。今回の募集は5月19日に開催されたが、一晩で100名以上が申し込みをしたとのこと。大阪・東京公演ともに定員は100名程度で先着順のため申込みが締め切られている可能性が高いが、参加できなくてもぜひ会場に足を運んでほしい。「今まで聴いてきたどのフルートオーケストラよりも美しい」とショッカー氏に言わしめるほどのサウンドを生演奏で堪能できるはずだ。


●Flute Celebration 2025 with Gary Schocker
[出演]上野星矢(Fl)、メインゲスト:ゲイリー・ショッカー(Fl,作曲)
[曲目]小中学生+プロステージ=W.A.モーツァルト:アンダンテ(ソロ:ショッカー)、高校生大学生+プロステージ=G.ユー:ファンタジー(ソロ:ショッカー)、S'セレブレーションオーケストラ+プロステージ=小倉大志:星降る丘、全員合奏=W.A.モーツァルト:ディベルティメント、G.ショッカー:New Piece(本公演委嘱作品)、G.ビゼー:カルメン組曲
[問合せ]sflceleborch@gmail.com
■大阪公演
[日時]8/27(水)19:00開演予定
[会場]大阪市中央公会堂
■東京公演
[日時]8/30(土)開演予定
[会場]東京オペラシティ コンサートホール
上野星矢東京都出身。
19歳で「第8回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール」優勝。
杉並区文化功労賞受賞。
2009年よりパリに留学し、2012年にパリ国立高等音楽院第1課程を審査員満場一致の最優秀賞並びに審査員特別賞を受賞し卒業。2012年10月、日本コロムビアよりファーストアルバム「万華響 KALEIDOSCOPE」でCDデビュー。2015年秋には全8か所のアメリカツアーを成功させ、ニューヨーク・カーネギーホールでリサイタルデビューを果たす。第25回青山音楽賞新人賞受賞、第17回ホテルオークラ音楽賞受賞。
東京交響楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団など、国内外のオーケストラと協演。テレビ朝日「報道ステーション」NHK「ニューイヤーオペラコンサート」など、メディアにも度々出演している。2019年より大阪音楽大学准教授。
ゲイリー・ショッカー1959年アメリカ生まれ。
フルーティスト、ピアニスト、作曲家として活躍中。
10代でフルーティストとしてニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団と共演するなど早くから注目を浴びる。
ジュリアード音楽院に学び、フルートをジュリアス・ベーカー、サミュエル・バロンに、ピアノをアール・ワイルドに師事。NFAヤングアーティスト部門優勝(1985)。
アメリカにとどまらず国際的にも演奏活動し、マスタークラスも開催している。
多くのフルート作品をはじめ種々の楽器のための作品、またミュージカルも作曲し、数々の賞を受賞。その「グリーン・プレイシズ」はジェームズ・ゴールウェイにより初演されている。













