フルート記事
THE FLUTE vol.144 フルートのためのからだメソッド 〜トレーニング編

見直そう フルートの構え方

からだに負担のかからない楽器の構え方については、前項で学びましたが、フルート演奏にとってよりベストなフォームとは……?フルート奏者の横山由布子さんに、“運動力学”の観点から、よりよいパフォーマンスを引き出す姿勢と構え方について教えていただきます。

フルートの構え方、考えてみませんか?

皆さんはフルートを構えるとき、右足を前にして立ちますか?それとも左足?「左足です」と答える人が99%くらいかもしれませんね。確かに、「右足を前にして立ちましょう」と書いてある教本は皆無です。私もずっと左足が前になる構え方で吹いていました。
それがあるとき、運動力学の観点から、さまざまなスポーツ選手や演奏家の体を見てきた先生に出会い、フルートとからだの関係に対する概念が大きく変化したのです!
皆さんにも、楽器とからだの良い関係を保つための秘訣を、そっとお教えしましょう。


Profile
横山 由布子 YUKO YOKOYAMA
横山 由布子 YUKO YOKOYAMA
高松第一高等学校音楽科、東京藝術大学卒業。現在はオーケストラ、吹奏楽、室内楽、ソロなどで演奏活動を行なうほか、フルート教室「Fairy Field」を主宰し後進の指導にもあたっている。また作詞作曲も行なう。コンサートでは司会進行やナレーターとしても活動。フルートアンサンブル「ザ・ステップ」、TADウィンドオーケストラのメンバー。 フルートを野口博司、細川順三、故・小泉剛、砂山佳美、藤村恵子、原田利佳の各氏に師事。

 


次ページに続く
・からだのこと知っていますか?
・さあ実践してみよう!

[CLUB MEMBER ACCESS]

この記事の続きはCLUB会員限定です。
メンバーの方はログインしてください。
有料会員になるとすべてお読みいただけます。

1   |   2   |   3      次へ>      

フルート奏者カバーストーリー