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THE FLUTE vol.185 特集│フルーティスト33人を作ったそれぞれの道
感銘を受けたフルーティスト、またシーンは?
第一線で活躍するフルーティストが、演奏家の道を歩むようになったのかのターニングポイントを探るアンケート特集。3つめの質問は『感銘を受けたフルーティスト、またシーンは?』です。ぜひ知らなかった奏者の音を聴いてみてください。
国内外、たくさんのフルーティストの名前が挙がりました。ぜひ知らなかった奏者の音を聴いてみてください。
回答してくれたフルーティストたち(五十音順/敬称略)
※詳しいプロフィールはこちら
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荒川洋
東京ニューシティ管弦楽団契約首席奏者、沖縄県立芸術大学講師
arisa
ソリスト/スタジオミュージシャン
安藤史子
いずみシンフォニエッタ大阪/神戸女学院・同志社女子大学講師
泉真由
桐朋学園大、洗足音大、東邦音大講師、琉球フィル客演
©Makoto Kamiya
岩佐和弘
フリー、サイトウキネンオーケストラ、東京音楽大学指揮科特別アドバイザー兼教育科講師
岩崎花保
東京藝術大学音楽学部 管打楽科非常勤講師
大嶋義実
京都市立芸術大学教授
太田朱美
ジャズフルーティスト ソリスト、洗足学園音楽大学非常勤講師
尾崎勇太
ソリスト
片山士駿
ジャズフルート奏者、Jazz Arts Ensemble of Tokyo副代表
神田寛明
NHK交響楽団首席奏者 桐朋学園大学教授
神田勇哉
東京フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者、マグナムトリオ
城戸夕果
ソリスト、ブラジル音楽・ジャズ奏者
黒田由樹
ソリスト
さかはし矢波
東京フィルハーモニー交響楽団
佐藤友美
読売日本交響楽団フルート奏者
塩谷信洋
笛吹き、フルートデュオれこると
柴田俊幸
流れの笛吹き
鈴木菜穂子
ソリスト
多久潤一朗
マグナムトリオリーダー
林愛実
フルート奏者、フリーランス
日野真奈美
フルート奏者、ラジオパーソナリティ
藤田真頼
昭和音楽大学准教
藤原雪
フルート、篠笛吹き・ネパールに滞在し音楽教師を務めた(ネパール音楽教師)
町井亜衣
ソリスト
松村拓海
ジャズフルート奏者、作編曲家
myon(細見聡美)
ソリスト、音楽系 YouTuber
森圭吾
元札幌交響楽団首席奏者/現在、指揮者 ソリスト、洗足学園音楽大学大学講師
森田愛華
フリーランス、フルート奏者・講師・編曲家
要田詩織
フリーランス、管楽器 YouTuber
横山聡子
フリーフルート奏者
若狭知恵
ソリスト
若林かをり
元沖縄県立芸術大学助教
アンドレ・ジョネ
森 圭吾
チューリッヒの師の自宅でのレッスン及び、師の夏期マスターコース。世界一の感動的レッスンだった。
ジュリアス・ベーカー
さかはし矢波

レッスンを受けたときに目の前で吹いてくれた時。自分が大変な思いをしても吹けないでいる難曲なのに、鼻歌でも歌うように吹いたことで、度肝を抜かれたから。
パウル・マイゼン
塩谷信洋
パウル・マイゼン「J.S.バッハ:フルートとチェンバロの為のソナタ集」。大学図書館でたまたまこのCDを聴き、あまりの美音にひっくり返った。以後、毎日聴いてから練習棟でひたすらロングトーンをした思い出。
💿 ALBUM PICK UP

「J.S.バッハ:フルートとチェンバロの為のソナタ集」
【CMCD15016】カメラータ
[演奏]パウル・マイゼン、ヘドヴィッヒ・ビルグラム(Cemb)
[曲目]J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ・ト短調/フルートとチェンバロのソナタ第1番ロ短調/フルートとチェンバロ ソナタ第2番番変ホ長調/フルートとチェンバロ ソナタ第3番イ長調/無伴奏フルート・ソナタ・イ短調
📝 重厚な音色が聴く者の心に響く。語り継がれる名盤。
【CMCD15016】カメラータ
[演奏]パウル・マイゼン、ヘドヴィッヒ・ビルグラム(Cemb)
[曲目]J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ・ト短調/フルートとチェンバロのソナタ第1番ロ短調/フルートとチェンバロ ソナタ第2番番変ホ長調/フルートとチェンバロ ソナタ第3番イ長調/無伴奏フルート・ソナタ・イ短調
📝 重厚な音色が聴く者の心に響く。語り継がれる名盤。
●FLUTIST PICK UP

パウル・マイゼン インタビュー(THE FLUTE vol.25より)
私が理想としているのは、(曲の)分析を調べたあとに、それらを単純なものに組み替えて、感じられるようにすることです。理解としてではなくね。いろんな音楽──クラシック、ポップス、テクノなど──があって、我々はそのうちのクラシックをやっているわけですが、どの音楽でも、どう表現しても、根源にある喜びはどれもこれも同じだと 思います。プロにしても、アマチュアにしても根源的な音楽の喜びがみなさんに感じられるというのが私の望みですね。
私が理想としているのは、(曲の)分析を調べたあとに、それらを単純なものに組み替えて、感じられるようにすることです。理解としてではなくね。いろんな音楽──クラシック、ポップス、テクノなど──があって、我々はそのうちのクラシックをやっているわけですが、どの音楽でも、どう表現しても、根源にある喜びはどれもこれも同じだと 思います。プロにしても、アマチュアにしても根源的な音楽の喜びがみなさんに感じられるというのが私の望みですね。
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