クラリネット記事 フローラン・エオー インタビュー 〜愛弟子から見た、ミシェル・アリニョンの肖像〜
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ミシェル・アリニョン追悼 ~In memory of Michel Arrignon

フローラン・エオー インタビュー 〜愛弟子から見た、ミシェル・アリニョンの肖像〜

15年もの間、アリニョン氏のもとで学び、40年以上の月日をともに歩んだ愛弟子であるフローラン・エオー氏。アリニョン氏は生前、エオー氏を「後継者」と語っていたという。そんなエオー氏が今回、演奏家として、最も近くで見てきたアリニョン氏の素顔と功績について語ってくれた。
また、本インタビューの最後には、アリニョン氏のご息女である、カミーユ・アリニョン氏の特別寄稿メッセージも掲載している。

協力:ビュッフェ・クランポン・ジャパン

【特別寄稿】カミーユ・アリニョン Camille Arrignon

〜愛娘から見た、父の肖像〜

ミシェル・アリニョン氏のご息女である、カミーユ・アリニョン氏から、今回特別にメッセージを寄稿いただいた。クラリネット奏者としての素顔ではなく、父としての姿の一端をお伝えしたい。

お父様は、あなたにとってどのような存在でしたか?
カミーユ
幼いころから、私にとって父は “偉大なライオン” のような存在でした。その堂々とした姿と大きな声は、どこか威厳を感じさせるものでしたが、同時に、博識で、包容力のある人で、そしてとても優しい人でもありました。
音と知識を創り出し、物語を語る人——そんな存在でした。
お父様の教えの中で、特に印象に残っているものは?
カミーユ
学ぶことへの情熱、そして「芸術のための芸術」を愛する心。さらに、記憶や伝統を受け継ぎ、次へと伝えていくという精神です。
数ある思い出のなかで、特に心に残っているものを教えてください。
カミーユ
初めて父にクラリネットを吹かせてもらった日のことです。私自身はクラリネットを学ばなかったのですが、あの瞬間は本当に魔法のような体験でした。

父の亡き後、アーティストであり、父の親しい友人が、私と父を描いた一枚の絵を贈ってくれました。その作品を、イラストとしてご紹介できればと思います。
 
 
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