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第3回 インタビュー編 「坂上領とサッカー」

THE FLUTE ONLINE 連載「岩崎花保のハッピーフルートライフ」

フルーティスト・インタビューシリーズ第2回目は、全国の様々なイベントで引っ張りだこの坂上領さんをお迎えしました。フルートだけではなく、リコーダーやオカリナ、EWIなど自在に操る領さん。そして、音楽以外にもサッカーという特技が……。その多彩な魅力はどこからやってくるのか、本日はサッカーのほうをメインに、お話を伺ってきました。

サッカーとジャズの青春時代

坂上領

 

岩崎
サッカーについてお話を伺いたいのですが……そういえば、領さんと初めて会ったのは演奏会の場ではなく、フットサル場でしたよね(笑)。
坂上
たしかに!そうだったね~。その後ライブに来てくれたんだよね。
岩崎
はい。このサッカー上手なお兄さんは、一体どんなふうにフルートを吹くんだろう?!と思ったのをすごく覚えています。それまで私はクラシックの中でのフルートしか聴いたことがなかったので、ライブも刺激的でした……!
さて、さっそくですが領さんが最初にサッカーをされたのはいつですか?
坂上
最初は幼稚園かな。近所の公園で友達と遊んでいた記憶がある。小学校3年生からは学校のサッカーチームに入ったよ。
 
岩崎
そんな幼少期からボールを蹴っていたのですね!
坂上
そうだね、昔から好き! 中学受験があったから、小学校6年生でサッカーチームは辞めちゃったんだけど……。
岩崎
中学生になってから部活はどうされたんですか?
坂上
サッカー部……ではなくて、まさかの管弦楽部に入部することになって。いきさつは忘れたけど(笑)、そこでフルートをはじめることになったんだ。でもサッカーも好きだったからお昼休みは毎日友達とミニサッカーをして遊んでいたよ。
岩崎
最初はクラシックだったんですね! ちなみに、ジャズに興味を持たれたキッカケって何だったんですか?
坂上
僕が通っていたのは中高一貫校だったんだけど、中学2年生の時に、学園祭で高校2年生の先輩がジャズバンドをやっているのを見てカッコいい!って思ったんだ。そしたらフルートでもできるんだよって言われて目覚めたね。それからは近所のジャズ喫茶に入り浸ってレコードやCDを聴きまくっていたなぁ~。
岩崎
なるほど……! 中学生でジャズ喫茶はなかなか渋いですね!
坂上
実は今日インタビューを受けているここが、まさにそのお店なんだ(中野新橋「Coffee Jazz GENIUS」)。はじめは母親に連れてきてもらって、「次から1人で来てもいいですか?」ってマスターに聞いて、OKもらって通ったね。

ヴィヴァルディでアドリブを

岩崎
サッカーへの興味はどう変化していきましたか……?

▼インタビューは、2ページ目に続きます


坂上領 Ryo Sakagami

1978年6月9日生まれ。東京大学教育学部附属中学校にて、中学1年の時に同校のオーケストラに入団するのをきっかけにフルートを始める。日本大学芸術学部音楽学科フルート科に進学し本格的な音楽活動を開始。卒業後、現在に至るまで、様々なジャンルを「広く深く」追求。
自己のユニット『piada』にて「繪本図書館」「天球遊歩道」「雪原夜想曲」の3枚をリリース。2014年には2001年結成のリーダーバンド『チャランガぽよぽよ』初となるアルバムをリリース、日本経済新聞などに紹介され、話題となる。2018年『チャランガぽよぽよ』2枚目のアルバムをリリース。
これまでに共演、録音参加したアーティストに生田絵梨花(乃木坂46)、井上芳雄、上田正樹、加護亜依、亀梨和也、河口恭吾、草彅剛、小坂明子、Sound Horizon、スガシカオ、菅原洋一、杉山清貴、高嶋ちさ子、Chage、NAOTO、元ちとせ、松下奈緒、Monday満ちる、南佳孝など、多数。その他作品としては、篠山紀信『digi+kishin』、映画『テルマエロマエ2』『今夜、ロマンス劇場にて』、NHK『名曲アルバム』、NHK連続テレビ小説『つばさ』、アニメ『スティッチ!』『ケロロ軍曹』、ゲーム『レイトン教授』シリーズ、『GRAN TURISMO 5』、『LIGHTNING RETURNS : FINAL FANTASY XIII』など。
また、雑誌「THE FLUTE」「THE SAX」にて連載、「THE FLUTE」vol.125では表紙を飾る。2015年には初の著書「坂上領の聴きたい、吹きたい、あれこれ〜Jazz&Pops FLUTE Lesson Book〜」を出版。現在ではフルートを中心にEWI、リコーダー、オカリナ、ティンホイッスルなども駆使する幅広いスタイルでの音楽活動を展開。
https://www.ryosakagami.com/

 


岩崎花保 Kaho Iwasaki

岩崎花保
岩崎花保

愛知県豊田市出身。
第15回日本クラシック音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。
第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位。
第13回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門第1位をはじめ、様々なコンクールで入賞。
2012年豊田市文化振興財団より文化新人賞受賞。
小澤征爾音楽塾、浜松国際管楽器アカデミー、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーに参加。
NHKのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」や「スコラ」などに賛助出演し、人材派遣の協力もしている。
学生時代から古楽の世界にも興味を持ち、トラヴェルソ奏者としても活動しているほか、朝♪クラ音楽ディレクター、コラムライター、コンサートの企画運営など、演奏以外の仕事もボーダーレスに行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。
同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻を修了。
2019年より東京藝術大学管打楽科の非常勤講師として藝大ウィンドオーケストラの授業を担当している。

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