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第4回 インタビュー編「斎藤和志とクラフトビール」

THE FLUTE ONLINE 連載「岩崎花保のハッピーフルートライフ」

今回は東京フィルハーモニー交響楽団の首席奏者であり、東京シンフォニエッタにおいては副代表を務め、さらには大学での後進の指導や、自身での作曲・編曲活動も行なっている斎藤和志さんをお迎えしました。 無類のお酒好きでもあり、その知識も豊富な和志さん。岩崎も、学生時代ビアバーでアルバイトをしていた経験があり、ビールをはじめお酒は大好き! というわけで、二人とも大好きなクラフトビールを片手に音楽とフルートとお酒について語り合ってまいりました。

クラフトビールって?

「手作りのビール」などを意味する表現で、大手のビール会社が量産するビールと対比して用いられています。1994年に酒税法の一部が改正され少量生産が可能になり、1995年に「地ビール」ブームが発生。途中衰退したものの、コンビニでの缶ビールの発売などをキッカケに、2005年頃から再び人気に。現在は個性豊かなビールがたくさんのブリュワリーで造られています。

作曲家とお酒、ホッとする(?)関係

岩崎
クラシック音楽(どこを起源とするかの議論はひとまず置いておいて……)の歴史は長いですが、ビールもかなり昔からある飲み物ですよね。
斎藤
紀元前4000年以上前って言われているんですよね~。ホントはもっと古くからあるんでしょうね。
岩崎
今回「お酒」をテーマにインタビューをするということで、(言い訳のために)偉大な作曲家とお酒についても簡単にですが調べてみました(笑)。
マーラーの実家は酒造業社で、黒ビールが大好物。スメタナはビール醸造者の家の子として生まれ、ブルックナーは飲みに行くとジョッキ10杯以上ビールを飲んで周りを驚かせていたみたいだし、シューベルトは仲間と飲むのが大好きで「ビヤ樽君」というあだ名で呼ばれていたとか。
日本人だと武満徹もみんなで飲むのが好きだったそうで、「手羽先の唐揚げ(ビールのつまみ)」というレシピのスケッチを残している……などなど……!
斎藤
偉大な先人も我々と同じように、時にはベロンベロンになってアホな失敗とかしてたかも……と考えると、なんだかホッとしますね!同じ人間なんだって!
 
岩崎
そういうことです(笑)! というわけでカンパイ!!

▶︎インタビューは、2ページ目に続きます

▼インタビューは、2ページ目に続きます

 

*この日はクラフトビアマーケット神田店へお邪魔いたしました。
https://www.craftbeermarket.jp/kanda/


斎藤 和志 Kazushi Saito(フルート)

東京藝術大学卒業。第5回神戸国際フルートコンクール第4位、第70回日本音楽コンクール第1位。第4回びわ湖国際フルートコンクール第1位。これまでに、パウル・マイゼン、オーレル・ニコレ、金昌国、佐久間由美子、中川昌巳、中野富雄、三上明子、ジャズ理論と演奏を菊地康正、太田朱美、土井徳浩、池田篤の各氏に師事。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者。近年はクラシック音楽のみならず、ジャズやその他さまざまなジャンルの音楽、映像、舞踊、美術などとのコラボレーション、また自身で作曲・編曲も行い、即興演奏も含め、異常に幅広いレパートリーを持つ「フルート界の奇行師」。2006年度アリオン音楽財団奨励賞受賞。レッシュ4スタンス理論マスター級トレーナー。

 


岩崎花保 Kaho Iwasaki

岩崎花保
岩崎花保

愛知県豊田市出身。
第15回日本クラシック音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。
第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位。
第13回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門第1位をはじめ、様々なコンクールで入賞。
2012年豊田市文化振興財団より文化新人賞受賞。
小澤征爾音楽塾、浜松国際管楽器アカデミー、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーに参加。
NHKのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」や「スコラ」などに賛助出演し、人材派遣の協力もしている。
学生時代から古楽の世界にも興味を持ち、トラヴェルソ奏者としても活動しているほか、朝♪クラ音楽ディレクター、コラムライター、コンサートの企画運営など、演奏以外の仕事もボーダーレスに行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。
同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻を修了。
2019年より東京藝術大学管打楽科の非常勤講師として藝大ウィンドオーケストラの授業を担当している。

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