カテゴリーで探す

画像

余興を頼まれたときに役立つ!J-pop演奏の3つのポイント

結婚式、披露宴───思い出に残る一曲を贈ろう


これからはじまる結婚式シーズン。

 

結婚式や披露宴で演奏をする機会も、耳にする機会も増えてくることでしょう。
このページに訪れたということは、近日中に結婚式や披露宴の予定があったり、はたまた依頼を受けたばかり…なんてところでは無いでしょうか?

そこで、今回は人生の節目にピッタリな、あの頃を思い出して涙する“バラード演奏の極意”と、歌詞の力に頼らない“楽器の演奏方法”について、サックスやフルートを例にご紹介いたします!

 

 

 

コンセプトを明確にしよう

 

当人たちが「これから二人で歩んでいくんだ……」と感じる、人生のなかでとても大きな晴れ舞台です。
大切な式で、どんな演奏をすれば喜んでもらえるのか、楽器を手にとってじっくりと考えてみてください。

かわ島 最初に自分はこうやって歌いたいというフレーズを口ずさんでイメージをはっきりさせておくと案外楽に歌い回せると思います。

(THE SAX vol.72 特集 バラード奏法の極意 かわ島崇文氏 インタビュー より)
鈴木 フレーズごとや、曲の言い回しにしっかりとしたイメージを持つことです。歌うように吹くのはもちろんですが、囁くように歌うのか、朗々とか、クールにか、ぼそぼそと歌うのか。漠然としたイメージでいいので、そのコンセプトを持って演奏することが大事です。それで息の使い方も自然に変わるし、使う奏法もわかってくると思います。

(THE SAX vol.72 特集 バラード奏法の極意 鈴木央紹氏 インタビュー より)

選曲をした曲のイメージ。ミュージックビデオや起用されていたドラマの印象が残ってはいませんか?
贈る相手の顔を思い浮かべて「コンセプト」や「イメージ」、「カラー」などを当てはめてみてくださいね♪

 

カッコ良くキメる奏法をご紹介

 

楽器で演奏をする場合、歌詞(いわゆる言葉)の力が無いので、“歌手が歌うように表現する”ということが非常に重要になります。
主な方法として、“音程”、“強弱の付け方”、“装飾音”などが挙げられますが、やみくもにつけては“だらしがない音楽”になりがちです。まずは自分が演奏したい元の曲のCD などを参考に、その歌手がどのように歌っているか、その吐息まで意識して聴きましょう。

THE SAX special vol.03/坂上領 Jazz&Pops Lesson Book より一部抜粋

 

サックスの場合

アンブシュアを少しだけ緩めた状態から通常に戻します。緩めすぎると音程が半音近く動いてしまうので、4分の1程度の下げ幅を意識しながら吹いてみましょう。
ベンドにはアンブシュアとフィンガリングを組み合わせたパターンもあります。こちらの方が主流かもしれません。
この練習法としてはアンブシュアと“半音下のアプローチ”を組み合わせます。例えばC音でアンブシュアを少し緩め、C#音で元の音に戻してみましょう。慣れてきたらC#̶D、D̶D#、D#̶E…と練習していきましょう。

フルートの場合

語尾を下げたフレーズをよく耳にしますが、これは吹きながら楽器を内側にまわしています。顔を下に向けても同じ効果ですが、楽器も顔の向きも同時に調整すると効果倍増です!つまり内側方向に楽器を回すとピッチは下がり、外側方向に回すとピッチは上がります。通常の状態を常に意識した上で調整するようにしましょう。もちろん、リングキィによるピッチベンドも大いにアリです!

 

楽器の特性上しゃくり上げやすい音がありますが、その音ばっかりにつけていると演奏がくどくなります。そういった心地よく聴けない演奏を避けるためにもしゃくり上げたい時にしゃくり上げるという意識を持つようにしましょう。
また、スピードが遅いと音が粘り過ぎて、おしゃれな感じとは違ったしゃくりになってしまいますので注意してください。

 

4分音符や8分音符ばかりのシンプルな譜面はそのままやってもなかなか雰囲気が出ませんね。 そこで大切なのが、歌手が歌うように演奏をすることです。イメージが湧かない場合は、歌手の歌いまわしを耳で聴いて真似してみましょう。

リズムを引っ張って歌う人もいれば、リズムの切れが良い人、ビブラートをかける人、かけない人、しゃくり上げて歌う人などニュアンスは様々あります。
例えば、「休符を入れてみよう」とか、「ところどころ付点をつけて伸ばしてみよう」とか、いろいろな歌いまわしでバリエーションをつけ、それらをパズルのように組み合わせてみてください♪

ビブラートを自分の意志でコントロールしてかけられるよう意識をすると、とっても繊細な音楽になりますよ。

 

 

誰もが耳を傾けるようなフレーズを吹きこなすには、演奏テクニックが重要な一方で、過度な装飾を避けるシンプルさも忘れてはいけませんのでやりすぎには注意してくださいね。

 

そんな皆様におすすめの教則本をご紹介♪


メロウ&ポップスを吹きこなす

THE SAX Special vol.03 【MELLOW J-POP】

スムース&メロウな楽曲をカッコ良く吹きこなせるようになるための実践ガイドブック。スムース・ジャズ奏者として活躍目覚ましい、かわ島崇文氏の演奏を収録&譜面化しています。 収録曲を題材にスムース&メロウに吹くための練習法などを分かりやすく解説していますので 演奏披露に役立つこと間違いなし!

購入する

価格:2,250+税

=掲載楽曲=

Sweet Memories │ 松田聖子
Missing │ 久保田利伸
Story │ AI
奏(かなで) │ スキマスイッチ
接吻 Kiss │ オリジナル・ラブ
歌うたいのバラッド │ 斉藤和義
奇跡を望むなら... │ JUJU
ルパン三世 愛のテーマ │ 水木一郎


ポピュラー音楽を楽しむための「入り口の本」

Jazz & Pops Flute Lesson Book

THE FLUTE の大人気連載、“カッコ良く吹きたい! JAZZ & POPS”を坂上領さんご本人が再編!
模範演奏とカラオケのCDが付いていますので、譜例と文字だけではなかなか分かりづらいメロディフェイクやリズムの感覚を体で感じて理解を深めることができます。
クラシックを演奏している方も、ジャズやポップスの世界を楽しめる人気のレッスンブックです。

購入する

価格:2,600+税

─SCORE─
<CD連動楽譜>

星に願いを|Leigh Harline
Fly Me To The Moon|Bart Howard
いつか王子さまが|Frank E Churchill
Over The Rainbow|Harold Arlen
Misty|Erroll Garner
枯 葉|Joseph Kosma
You Are The Sunshine Of My Life|Stevie Wonder
A Felicidade|Antonio Carlos Jobim
Chove Chuva|Jorge Ben
Comin’ Home Baby|Robert Lrod Dorough & Benjamin M Tucker
登山列車と雨男|Ryo Sakagami

 
 

 

 

その他、結婚式おすすめ楽曲のご紹介♪

 

▷▶▷ 花束のかわりにメロディーを/清水翔太

NHKドラマ「デザイナーベイビー」の主題歌として作られました。「人生を賭けて自分が一生懸命やってきたいちばん誇れるもの、いちばん大事なものを好きな人に捧げたい。とにかくダメな男をイメージした」と清水自身が語っています。
フレーズに抑揚(強弱)をしっかりとつけ、相手に届けたい想いを念頭に置いて吹いてみてください♪

▼A.saxで吹く Love Song vol.02

▼Love Ballade for FL

▼Love Ballade for CL

 

 

▷▶▷ 愛をこめて花束を/Superfly

結婚式での演奏で大人気の楽曲です。ヴォーカルの難易度が高く、入場やムービーなどで使用されることが多いですが、楽器での演奏にぴったりなフレーズが詰まっています。音楽のメリハリはもちろん、Superflyさんのニュアンスを感じ取ったヴィブラートのつけかたなどを気にかけるだけで、雰囲気がグッとでます♪

▼FLUTE on WEDDING

 

 

▷▶▷ 糸/中島みゆき

4半世紀たった今でも愛されている名曲ですね。
まずはその意味が深い歌詞を味わい、歌詞を意識しながら吹いてみましょう♪
リズムの感じ方やテンポの揺らし方を工夫すると、より深い演奏ができると思います。

▼Melody for Alto Sax

▼Melody for Flute

▼Love Ballade for CL

 

 

▷▶▷ Can You Celebrate?/安室奈美恵

1997年に放送された月9ドラマ「バージンロード」で起用されてからというもの圧倒的な結婚式定番ソングです。
原曲よりもゆっくりなテンポで全体的に柔らかな息使いを意識してみてください♪

▼フルートで綴る J-popメモリー

 

 


いかがでしたでしょうか。 ご新郎様、ご新婦様とそのご家族にとって一生の思い出に残る大事な一日。
素敵な演出で、お二人の素敵な門出をお祝いしてくださいね♪



│STORE 記事コンテンツ一覧│