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ハーメルンは笛吹き│第2回

THE FLUTE vol.177

ハーメルン渡邊(渡邊哲夫)
国立音大フルート科卒。金昌国、故高橋安治、石原利矩の各氏に師事。合唱指揮を故H.Jコルロイター、齋藤指揮法を高階正光、オーケストラ指揮を故クルト・レーデル各氏に師事。83年OAGドイツ文化会館にて指揮リサイタルを行なう。フルート協会主催デビューリサイタルに出演。東京ゾリステン「コンチェルトシリーズ」に二度共演。1988年吹奏楽コンクールで足立区立東島根中を僅か6回の指導で金賞を獲得。2000年よりクレール木管五重奏団を主宰。2008年世界初正しいハーモニーを作るメソッド「これが差音だ」を完成。ヤマハ講師。自称蕎麦打ち名人。

“差音”とアンサンブル脳

新型コロナウイルスがピークの頃に6月号の原稿を仕上げ、8月号の原稿を書いている今は、人口密集の首都圏の自粛がやっと解かれて、慢性的緊張のストレスから僅かながら解放されたものの、再び1日に100人を越える 感染者が連日出ている状況です。
前置きはこの辺にしまして、前号記事に書きました問題の解答は分かりましたか? 愛読者の皆さんはきっと悩まれたことでしょう。

フルート、リコーダー、オカリナなどで二重奏をした時に、耳障りな音が聴こえた経験はありませんか。この耳障りな音を何と呼ぶでしょうか?

というのが問題でしたね。スバリ!「差音」です。これが今回のテーマです。

私が、この差音という言葉に出会ったのは、今を遡ること50年以上も前(年令がバレバレ)、 当時N楽器銀座店に所属する管楽サークルで配布された小冊子「ストリーム」の記事でした。これは管楽器に焦点を当てた研究発表のような内容だったと記憶しますが、西洋人と日本人のハーモニーさせるポイントの違いを論じたものです。詳細を書きますと紙面が足りませんので、私がこの記事から得たものをまとめてみますと次のようになります。

(次のページへ続く)


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